犬の歯の生え変わり時期はいつ?抜ける順番や注意することは?

犬の歯 生え変わり時期

子犬を家族に迎えた頃、口の中には可愛らしい乳歯が生えていますよね。

人間と同じように犬にも一生に一度、乳歯から永久歯へと歯が生え変わる時期があります。

生え変わり時期はこれからの歯の健康を守るために口の中を注意深く見ることが大切です。

この時期に気をつけたい事や歯磨きの進め方、歯がむずがゆいときの解消アイテムなどを紹介していきます。

この記事でわかること

  • 犬の歯の生え変わり時期
  • 歯が生え変わる順番
  • 歯が生え変わるときのサイン
  • 歯の生え変わり時期に注意すること
  • 子犬の歯磨きのやり方
  • 歯がむずがゆいときの対処法

犬の歯の生え変わり時期はいつ?

生まれたばかりの子犬は歯がありませんが、生後20日頃から生え始め、生後2ヶ月頃には28本の乳歯が生えそろいます。

この頃の子犬は母犬や兄弟犬たちと一緒に過ごしている時期。飼い主さんが子犬をお迎えする頃には可愛らしい乳歯が生えそろっていますよね。

そのため、飼い主さんが初めて歯の生え変わりを目にするのは、乳歯から永久歯へと生え変わる時期。

犬は人間の子供のように「歯がグラグラする」と言ってこないので、子犬の歯が突然抜けるとびっくりしちゃいます。

YUKI
YUKI

生え変わる時期を知っておくと、冷静に対処できますよ。

乳歯が生え変わる時期

生後4ヶ月~6ヶ月頃

乳歯が生えそろう時期

生後7ヶ月~1歳頃

犬の乳歯は生後4ヶ月~6ヶ月頃から生え変わり始め、生後7ヶ月~1歳頃には42本の永久歯が生えそろいます。

犬の歯が生え変わる順番は?

犬の乳歯が抜ける順番や、永久歯が生える順番は犬種や成長具合によって差があるようですが、基本的には以下のようになります。

犬の乳歯が抜ける順番

犬の乳歯は切歯(前歯)が12本、犬歯が4本、乳臼歯が12本の28本からなります。

ちなみに乳歯には前臼歯・後臼歯の区別はなく「乳臼歯」といいます。歯が永久歯に変わるときには後臼歯が10本生え、前臼歯も4本増えます。

抜ける順番は

  1. 切歯(前歯)
  2. 犬歯
  3. 乳臼歯

の順です。

一番目につく切歯(前歯)から抜けるので、飼い主さんも気付きやすいですね。

YUKI
YUKI

我が家はロープで遊んでいる時に気付きました。

犬の永久歯が生える順番

犬の乳歯が抜け始めると、新しい永久歯が生えてきます。

歯が生えてくる順番は

  1. 下あごの切歯(前歯)
  2. 上あごの切歯(前歯)
  3. 下あごの前・後臼歯
  4. 上あごの前・後臼歯
  5. 下あごの犬歯
  6. 上あごの犬歯

基本的にはこの順番ですが、犬種によって少し差があるようです。

犬の乳歯が生え変わる時のサイン

乳歯が生え変わる時期の犬は、歯がムズムズするので色んなものを噛むなど、様々なサインが見られます。

  • おもちゃに血が付いている
  • よだれが多くなる
  • 口臭がする
  • ごはんをポロポロこぼす
  • 口をモゴモゴさせている

こんなサインが見られたら口の中をチェックしてみてください。グラグラし始めた歯が見つかるかもしれません。

ここで注意したいのが、グラグラした歯を見つけても無理に抜いたり、揺らすことはやめましょう。

マロ
マロ

歯肉を傷つけてしまうから、自然に抜けるのを待ってね。

歯の生え変わり時期に注意すること

犬の歯の生え変わり時期は、愛犬の口の中をいつもより注意深くチェックしましょう。

マロ
マロ

次のようなことに気をつけて、お口をチェックしてね!

チェックポイント
  • 歯が重なって生えている
  • 永久歯が生えてこない
  • ごはんを食べにくそうにしている
  • 歯茎から出血している

歯が重なって生えている

歯が重なって生えているときは、乳歯遺残(にゅうしいざん)過剰歯(かじょうし)の可能性があります。

乳歯遺残(にゅうしいざん)

乳歯遺残とは抜けるはずの乳歯が残ってしまい、永久歯と乳歯が重なって生えている状態のことです。

特にチワワやトイプードルなどの小型犬に多くみられ、基本的には抜歯が必要になります。

過剰歯(かじょうし)

過剰歯とは、犬のあるべき歯の本数(乳歯28本・永久歯42本)より多く生えている状態のことです。

特にブルドックなどの短頭種に多く見られます。

乳歯遺残や過剰歯どちらにしても

  • かみ合わせや歯並びが悪くなる
  • 口腔内の粘膜を傷つける
  • 歯垢や歯石がたまりやすくなる

などのリスクが高くなるので、見つけたら獣医師に相談しましょう。

犬の乳歯と永久歯の見分け方

小型犬の場合、見分けにくい歯もありますが、一般的に乳歯に比べて永久歯のほうが歯のサイズは大きめ。

また、永久歯は乳歯の内側に生えてきます。(※上の犬歯のみ乳歯の前方に生えてきます。)

永久歯が生えてこない

いつまでたっても永久歯が生えてこない!そんなときは欠歯埋伏歯なのかもしれません。

欠歯

欠歯とは、歯のもとになる歯胚(しはい)が形成されないことにより永久歯が生えてこない、または歯の一部が欠如している状態のことです。

遺伝的な異常や感染が起こることが原因と言われており、小型犬に多くみられます。

欠歯が見つかっても、特に治療の必要はないようです。

埋伏歯(まいふくし)

埋伏歯とは、歯が歯肉やあごの骨の中に埋もれたまま生えてこないことをいい、小型犬や短頭種に多くみられます。

埋伏歯を放置すると、周囲の歯を圧迫したり、顎の骨を溶かしてしまうことがあります。

進行すると、顎の骨が折れることもあるので、抜歯が必要です。

ごはんを食べにくそうにしている

生え変わりの時期は歯がグラグラしたり痛みがあったりして、食べたくても食べられないことがあります。

歯が生えそろうまでは歯の高さも違うので噛むのが大変です。

この時期はドライフードをふやかしたり、ウエットフードを与えるなど食べやすい工夫をしてあげてるといいですね。

歯茎から出血している

通常、犬の歯が抜けた後の出血はすぐに止まりますが、出血が多い場合や血が止まりにくい場合は動物病院を受診してください。

また念の為、血が止まるまでは引っ張りっこ遊びや、硬いものをかじらせるのは控えておきましょう。

抜けた歯を飲み込んでしまったら?

「抜けた歯が見つからない」という時は飲み込んでしまっている可能性が高いです。

飲み込んでしまったと不安になるかもしれませんが、うんちと一緒に出でくるので心配ないようです。。

乳歯のうちから歯磨きを習慣づけよう

犬 歯磨き

犬の歯は人間と同じで一生に1回しか生え変わりません。永久歯が抜けてしまうと、新しく生えてくることはないので、子犬のうちから大切にケアをしましょう。

子犬の歯磨き

乳歯はいずれ生え変わるので歯磨きは必要ないと思われる飼い主さんもおられるかもしれません。

しかし、生え変わりの時期は口の中の雑菌が増えやすくなるので歯磨きは乳歯の頃から始めるのが理想的です。

それに成犬になってから歯磨きをしようとしても慣れるまで時間がかかったり、抵抗される可能性が高くなります。

新しいことに慣れやすい子犬のうちから歯磨きを習慣づけていきましょう。

子犬の歯磨きの進め方

子犬がリラックスできる体勢を見つけよう

飼い主さんの膝の上や仰向け状態などでリラックスできる体勢をみつけましょう。

まずはじっとしていられることが大切です。

子犬の口元をさわる

リラックスした状態で犬の口元をさわってみる。少しさわってご褒美を与え、「口元をさわられると良いことがある」と結び付けましょう。

子犬のくちびるをめくる

口元をさわられることに慣れたら少しずつくちびるをめっくてみましょう。

「さわるよ」と声をかけ、できたらしっかり褒めてあげることが大切です。

子犬の歯にさわる

犬のくちびるをめくることに慣れたら歯を指でさわってみましょう。

最初は一瞬でもふれさせてくれたら充分です。「いい子だね」「じょうずにできたね」と声をかけながら少しずつ進めましょう。

歯磨きシートを使ってみよう

指に歯磨きシートを巻き最初は犬歯や前歯にタッチし徐々に奥へと進めていきましょう。

歯ブラシをつかう

歯ブラシに犬が好む歯磨きジェルをつけなめさせます。

歯ブラシへの抵抗感を無くし、歯を1本磨いたらご褒美を与え時間をかけて慣らしていきましょう。

歯磨きは最初が肝心です。いきなり歯ブラシを使うのではなく、少しずつステップアップしましょう。

犬が歯磨きを嫌がらず、毎日継続できるようになることが大切です。

おすすめの歯磨き粉

オーラバイオペーストはビーフ味でなので、我が家の愛犬もおやつのように喜んで舐めてくれます。

歯ブラシが苦手な犬は、指で直接歯に塗ったり、舐めさせるだけでも良いみたいです。

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歯がむずがゆいときの対処法

歯の生え変わり時期は歯がむずがゆく、色んなものを噛みたがります。

この時期の子犬は噛む力も強くなり、甘噛みや破壊行動で飼い主さんを困らせることが多いのではないでしょうか。

そんな時は、歯のムズムズを解消でき、同時にデンタルケアもできるおもちゃを与えてあげましょう。

犬に噛むおもちゃを与えよう

おもちゃ選びのポイント
  • 壊れにくく丈夫なもの
  • 程よい弾力性があるもの
  • ボタンなどがついていないもの
  • 犬の体型や口に合ったもの

オススメのおもちゃ

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注意!

子犬は家具やスリッパ、タオルなど目につくものは何でも噛んでしまいます。

その際に誤飲する可能性があるので、噛まれたくないものや飲み込んだら危険なものは犬の届かないところにおきましょう。

3歳以上の犬のほとんどにはなんらかの歯科疾患があると言われています。いつまでも健康な歯を維持するため乳歯のうちからデンタルケアをはじめていきましょう。