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家の中でペットと生活していると、どうしても気になるのがニオイです。
様々な消臭スプレーが発売されているけれど、ペットに使っても安全でコスパがいいものはないかと探していたところ…見つけました！
それは美容機器のReFa（リファ）で有名な株式会社MTGから発売された、水道水から作る除菌スプレーe-3X plus（イースリーエックスプラス）です。
e-3x plusは除菌効果に加え「消臭」「防カビ」「アレルゲン除去」までしてくれるすぐれもの。
その中でも気になる消臭効果について実際に使ってみた効果をレビューしていきたいと思います。
この記事でわかること
- e-3X plusの消臭メカニズム
- e-3X plus除菌消臭液の作り方
- e-3X plusを使ったペット用品への消臭効果
- e-3X plusのメリット・デメリット
e-3X plusの消臭メカニズム
e-3X plusの除菌スプレーは原料が水道水なので、水道水からどのように除菌水を作りだすのか疑問に思いますよね。
その仕組みはMTG独自の技術EOCIS（イオシス）という電解酸化循環システムです。
MTG独自の技術「EOCIS(イオシス)」とは？
内部に組み込まれた特殊電極に最適な電圧をかけ、水道水を電気分解することによって、除菌効果を持つ物質（OHラジカル、塩素系物質、オゾン）を複数生成すると同時に、洗浄効果を持つファインバブルを発生させることができる技術です。
このコアテクノロジーEOCISの搭載により、特定の除菌成分や薬剤を使用することなく、水道水のみで、エコで強力な高機能除菌水が作れるのです。
高機能除菌水とは
「除菌」「消臭」「防カビ」「アレルゲン除去」と複数の効果を持ち、対象物に噴霧すると水に戻る性質を持つ電解水。水道水と同じ中性のため、人だけでなく、ペットや環境にも優しい除菌水であり、モノに対しても変色や変性の心配がないため、素材を選ばず様々な場所で使えます。
なせ消臭ができるの？
ニオイの元の分子が除菌水に接触（酸化反応）することで、ニオイの物質がニオイの無い別の物質に変化し、ニオイが弱体化されます。
すべてのニオイに効果があるわけではないそうですが、代表的な悪臭のもと「イソ吉草酸」、「アンモニア」から発生するニオイに対して、ともに△2.0の消臭効果が確認されています。
試験機関：暮らしの科学研究所、試験方法：６段階臭気強度表示法
試験対象検体：水道水から除菌水製造機により作られた除菌水
試験結果：5時間後、臭気強度２低減（自然減衰との差1.5）臭気強度が２下がるとは90%の低減を意味します。
「イソ吉草酸」が発生させる汗臭・足臭や、日常の生活において「アンモニア」が発生させるトイレやキッチン周りのいやなニオイを消臭します。
犬のほぼ全身にあるアポクリン腺は、皮脂腺が直結していて、汗とともに皮脂が分泌されます。
この皮脂は時間の経過とともに酸化し、人間の足の臭いの原因物質と同じ『イソ吉草酸』となって独特の体臭を放つのです。
ベッドなどに噴きかかけるとニオイが軽減されそうですね。
e-3X plusで除菌消臭液を作ってみた！
e-3X plusの消臭の仕組みは少し難しかったけれど、除菌消臭液の作り方はとっても簡単なんです！
まずセット内容はこの4つ。
それではこれを使って除菌消臭液を作っていきましょう。
最短1分で除菌消臭液が完成！
ACアダプターのコネクターをボトルベースのジャックに差し込み電源プラグをコンセントに差し込む。
ボトルの側面の目印の位置まで必要量の水道水を入れる
- 1min：1分で80ml生成
- 3min：3分で160ml生成
- 5min：5分で240ml生成
スプレーキャップを取付け、ボトルベースにボトル本体をセットする。
ボトル内の水量に合わせた生成ボタンを押すと、ボトル内のブルーライトが点灯します。
生成が完了すると「ピー」と音が鳴ってブルーライトが消灯します。
生成ボタンの上にあるアクティブランプ（青）が点滅から点灯に変わり、12時間点灯し続けます。
このランプが点灯している間は効果が持続しています。
対象物から約20～30㎝離してスプレーする。レバーをギュッと握るとこのように一定量噴射されます。
女性や子供の力でも楽々スプレーすることができました！少量だけ出したいときはレバーを軽く握るなど、簡単に調節できます。
除菌効果は目に見えないけれど、無臭だった水道水が生成後、ほんのり塩素系のニオイに変わったので、除菌効果がある液体に変化したことが分かりました。
さっそく、ボクが使っているもので消臭効果を試してみよう！
e-3X plusをペット用品に使ってみた感想
室内でペットと生活していると一番困るのがニオイではないでしょうか。
我が家にはトイプードルが1匹います。どんなに可愛くても一緒に暮らしていると、体臭や排泄物のニオイが気になります。
今は様々なタイプの除菌消臭液が発売されているけれど、犬がふれても問題のない安全なものを使いたいですよね。
私がe-3X plusをペット用品に使ってみたいと思った理由は
- 原料が水道水だから安全
- ニオイを香りでごまかすのではなく、ニオイの元を無臭の成分に変化させる
- 頻繁に洗うことができないベッドやおもちゃに除菌と消臭ができて清潔！
- 別容器に移し替えて持ち運びができ様々な場所に使える
など、ペットにとって安全で便利なことが多かったからです。
では実際に我が家のペット用品に使ってみた感想を紹介します。
排泄物のニオイを軽減
犬のお世話のひとつであるトイレの処理。我が家の愛犬は朝と寝る前の最低2回はペットシーツでおしっこをします。
そのシーツをナイロン袋に入れて、フタ付きのゴミ箱に捨てているのですが、フタ開けた瞬間モワッとニオイがもれるので困っていました。
そこで、今回ペットシーツを捨てる際、おしっこが付着しているところにe-3x plusを噴きかけてから、いつものように捨ててみると、5日経ってもフタを開けたときのニオイがほとんどしなかったのです！
ペットシーツにおしっこがしみ込んでいるので、無臭というわけではありませんが、ゴミ箱にかなり顔を近づけないとニオイを感じられませんでした。
また、トイレトレーやはみ出たおしっこの拭き取りにも使ってみると、水洗いしたようなさっぱり感で、ニオイもすっきりなくなりました。（私の嗅覚では無臭レベルでした！）
残り香もなく、べたつきもないのでゲージの中やフローリングなど犬のスペースに安心して使えました。
ベッドやおもちゃの除菌消臭
我が家の愛犬はおもちゃが大好き。
特に布製やロープ状のおもちゃが多いのですが布やロープに付いた唾液から雑菌が繁殖するのではないかと心配になります。
そんなときにシュッとスプレーしておくと除菌と消臭が一度にできるし、洗濯の手間も減らせて便利です。
おもちゃは犬が口にするものだから洗剤にも気をつかいますよね。でもe-3X plus原料は水道水のみのため、薬品などによる犬への影響を心配する必要がありません。
犬が一日の多くを過ごすベッドもニオイが気になるところ。
ベッドに付いたニオイはお部屋のニオイにの影響するので、香り付きスプレーを使いたいところですが、嗅覚が人間より優れている犬にとっては強烈なものになります。
e-3X plusは香りづけしてごまかすのでなく、ニオイの元を無臭の成分に変化させるので犬も快適に過ごせます。
またe-3X plusは花粉やダニの除去効果もあるので、我が家ではベッドにスプレーしてから天日干しして、お手入れをするようにしています。
お散歩のエチケット水にも使える
お散歩中のマーキングやウンチはマナー違反ですが、万が一外でしてしまったときは、その場を水できれいに流すのが飼い主さんのマナーです。
我が家では、そんなときのエチケット水として、e-3x plusの除菌消臭液を利用しています。
e-3X plusで作られた除菌消臭液は別容器に移し替えても12時間効果が持続するので、朝多めに作った液を別容器に入れ、お散歩に持って行くようにしています。
水で流すとおしっこを広げているだけのような気もするし、ニオイも消えませんが、除菌消臭液で流しておけば、そんな心配を解消してくれますよ。
またe-3X plusの除菌消臭液は薬剤を使用しておらず、やがて水に戻る性質があるので、土や植え込みなど様々な場所に使えます。
ご近所さんとのトラブル防止にもなりますね！
e-3X plusのメリット
e-3X plusはペット用品へ使うメリットはもちろんのこと、機能面でも良い点がたくさんあるのでそれぞれ紹介しますね。
- ペットの感染症対策
- 水道水から作られた除菌消臭液だから安全
- 繰り返し使えてコスパが良い！
- 12時間作り置きができる
- アクティブランプで生成状況が分かりやすい
- 環境にやさしい
ペットの感染症対策
e-3X plus生成された除菌水は、「ネコカリシウイルス」や「イヌパルボウイルス」への99％除去効果が確認されています。
嘔吐や下痢、白血球の減少を特徴とする感染症です。特に免疫のない子犬などで致死率が高く、犬にとって危険な感染症のひとつです。
主に糞便中に排泄されたウイルスを直接、または間接的に、口や鼻から取り込むことで感染します。
回復は犬の体力や免疫力に依存するしかなく、予防がとても重要になります。
怖い感染症から守ってくれるんだね！
水道水から作られた除菌消臭液だから安全
除菌水を誤って舐めたり、飲み込んでしまった場合でも、水道水のみを原料として生成されるため、危険性は極めて低いとされています。※各種規格試験（水道法及び食品衛生法）にて有毒性物質を発生しないことが確認されています。
また誤って目に入った場合も危険性は低いそうです。※眼刺激代替法試験にて無刺激性が確認されています。
もし直接口に入るもので気になるときは、ふき取ったり、乾いてから使うといいですね。
ボクたちのペット用品にも安全に使えるね！
繰り返し使えてコスパが良い！
e-3X plusの本体価格は18,480円（税込）と決して安くはありません。
しかし、一度購入してしまえばフィルターやカートリッジの交換不要で、約7000回繰り返し生成が可能。
1日1回生成したとして…
7000回÷365日＝19.178…
なんと約19年も使い続けることができます！
我が家は1日2回生成。それでも10年くらいは使えそうです
しかも電気代は年間たったの約10円！
(240mlの除菌水生成をした場合:約0.027円×1回(1日)×365日=約9.9円 新電力料金目安単価:1kWh=27円(税込)。
JIS規格(JIS C 9335-2-207:208)に準ずる。1日1回(5分)の使用を想定。)
1回の生成コストも2.64円と激安なので、「なくなったらまた作ればいいか」くらいに気兼ねなく使うことができます。（※生成コスト：本体18,480円（税込み）÷生成回数7,000回＝2.64円）
また 面倒な買い足しやストックが不要になり、収納場所に困ることもなくなります！
12時間作り置きができる
e-3X plusで生成した除菌水は、生成後12時間経過した状態でも99%以上の除去効果があります。
さらにリピート再生機能により、12時間後に自動でリピート生成されるため、最長24時間使えます。
リピート再生機能
5minの生成ボタンで作ったときのみ、水が一定量ボトル内に残っていれば、12時間後に自動でもう一度生成します。
※ボトルベースに本体が載っている場合に限ります。
アクティブランプで生成状況が分かりやすい
数字の上にある青く光るアクティブランプを見れば、生成状況が一目で分かるので、使用可能な状態なのに、再度生成してしまったり、水を入れ替える無駄な手間がなくなります。
環境にやさしい
e-3X plusは1台で「除菌」「消臭」「防カビ」「アレルゲン除去」までできるので、何種類もスプレーを買う必要がなく、詰替容器のプラスチックゴミを減らせるところが、環境に配慮されていていいですね。
原料が水道水だから、余った除菌水を排水口に流しても水資源を汚さなくて環境にやさしい！
さらにトイレや洗面台など、流した場所の排水溝を除菌消臭できるので無駄なく使えます。
e-3X plusのデメリット
実際に使ってみて気になったところも紹介します。
- 手指の消毒には使えない
- 防水ではないので取扱いに注意
- ボトルベースのボタンが消えやすい
手指の消毒には使えない
水道水から作られているので、手荒れの心配もなく、手の消毒に使えるのかと思ったのですが、医薬品・医薬部外品ではない為、消毒などを目的とした手指への使用は推奨されていませんでした。
ただ、肌に触れても危険性は極めて低いとのことなので、消毒目的には使えないけれど、肌荒れの心配はなさそうですね。
防水ではないので取扱いに注意
e-3X plusは水を使うものだけど防水ではありません。中心にある金属部分が濡れていると誤作動や故障の原因になるため、しっかり水分をふき取ってからセットするように注意が必要です。
またペットが金属部分を舐めないように、ペットの届かないところに置くようにしましょう。
ボトルベースのボタンが消えやすい
ボトルベースのボタンは触れただけで簡単に反応します。
なので、生成中に触ると誤ってボタンに触れてしまい、生成途中でOFFになってしまったり、アクティブランプが消えて生成状況が分からなくなってしまいます。
ボトルを置く位置を決めておきなるべくボトルベースに触れないようにしましょう。
まとめ
e-3X plusをペット用品に使ってみて期待以上の消臭効果がありました。また安全に使える点や水で洗い流したようなさっぱりした使用感にも大満足です。
我が家ではペット用品以外にも
- フローリング
- 靴、帽子の消臭
- サッシの掃除（カビ臭が軽減！）
- タオルの消臭
などなど、様々なものに使用しています。
e-3X plusで人もペットも暮らしやすい生活環境が作れます。ぜひ試してみてください！
