愛犬にぴったりなクレートの選び方|ポイントや必要性を解説!

犬 クレートの選び方

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クレートはお出かけの際に、犬を安全に運んだり、自宅でハウスとして使用するなどメリットがたくさんあります。

人間から見れば、窮屈に感じられるかもしれませんが、犬にとってクレートは安心できる居場所にもなります。

今回は愛犬にとって、クレートが「落ち着ける自分の部屋」となるように、選び方のポイントなどをお話しします。

最後におすすめのクレートを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • クレートの必要性とメリット
  • クレートの選び方
  • クレートを使用する際の注意点
  • おすすめの犬用クレート

犬のクレートの必要性とメリット

クレートとは犬を安全に運ぶための、プラスチックでできたケースのこと。

子犬をお迎えする時に、揃えておきたいアイテムのひとつですが、「窮屈そうでクレートに入れるのがかわいそう」と感じる飼い主さんもいるようです。

そのため、移動の際はクレートより手軽に使え、おしゃれなものが多いキャリーバッグを利用されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、クレートはキャリーバッグよりも安全性が高く、様々な目的や用途によって使い分けることができるアイテムなのです。

マロ
マロ

犬にクレートは必要ないのでは?と思っている飼い主さんに、クレートの必要性やメリットを知って欲しいな!

犬にクレートはなぜ必要?

クレートはただ、犬を入れて運ぶためだけのアイテムではありません。

もともと犬の祖先は、洞穴を住みかにしていたため、体が囲まれた狭い場所を好む習性があります。

クレートは洞穴のような空間に似ているため、本能的に落ち着き、安心できる場所なのです。

室内で暮らす犬にもクレートのような安心できる寝床があれば、ストレス軽減にもなります。

そのため、クレートは愛犬の心身の健康を守るアイテムとしても、一つは用意しておくことをおすすめします。

マロ
マロ

さらに、クレートを使えるようになると色々なメリットがあるよ!

クレートのメリット

犬がクレートを使用するメリットをいくつか紹介します。

  • 犬が安心できる居場所になる
  • お留守番のときも安全
  • 安全に車でお出かけができる
  • 公共交通機関を利用しやすくなる
  • 災害時の避難に役立つ

犬が安心できる居場所になる

犬が人間と共に室内で過ごす時、どんなに人が好きな犬でも、多少なりともストレスを感じることがあります。

例えば

  • 来客時
  • 足元にいるのに気づかず踏まれた
  • 家族による構いすぎ
  • 雷やサイレン、テレビの音

など、犬が怖い思いをしたときや、疲れてゆっくり過ごしたい時に、クレートを安心できる居場所として使うことができます。

お留守番のときも安全

犬をお留守番させるときに、部屋の中で自由にさせておくと、思わぬ事故や誤飲の危険性が高くなります。

また、家具を噛むなどの破壊行動や電気コードを噛んで感電したりと、不慮の事故につながることも。

1~2時間程度の短時間のお留守番なら、クレートを利用して、行動を制限してあげると犬も飼い主さんも安心できますね。

長時間お留守番させる場合は、自由にトイレに行けるように、サークルと併用するかケージに入れてあげましょう。

安全に車でお出かけができる

車に犬を乗せるときは、クレートに入れるのが最も安全です。

車内を自由に動き回る心配がなく、ドライバーも安心して運転ができますし、万が一事故に遭った場合でも、犬が外へ投げ出される可能性が減ります。

また、クレートをシートベルトで固定しておくと、安定感があり、車酔い対策にもなります。

もし、おしっこや嘔吐で汚れた場合でも、プラスチック製のクレートなら、さっと洗うことができ、お手入れも簡単です。

公共交通機関を利用しやすくなる

犬をクレートに入れておけば、電車やバス、飛行機などの交通機関を利用できるようになり、お出かけの範囲が広がります。

※交通機関によって乗車条件が異なりますので、事前に確認が必要です。

災害時の避難に役立つ

災害が起こった際、クレートに慣れていれば、避難がスムーズに行えます。

クレートを利用することで、避難所での生活を余儀なくされた場合にも、ストレスが軽減されたり、避難所によっては同室で過ごせる場合もあります。

犬のクレートの選び方

犬にとってクレートには、様々なメリットがあることが分かりましたが、購入しても犬が気に入って使ってくれないと、意味がありませんよね。

そこで、愛犬にぴったりなクレートを選ぶためのポイントを紹介します。

愛犬に合うサイズを選ぶ

クレートは、小さすぎても大きすぎてもくつろぐことができないため、愛犬の体に合うサイズのものを選びましょう。

犬用カートの選び方
  • 高さの目安:犬が立った時の地面から頭の一番高い所+5㎝
  • 奥行の目安:犬が伏せをした時の前足の指先からお尻までの長さ
  • 犬が中でくるっと回れるサイズ

クレートを選ぶ際は上記の3点を目安にして選んでみてみださい。

また、体高が低く胴が長い胴長犬の場合は、高さよりも奥行を合わせることを優先しましょう。

適正体重と耐荷重もチェック!

クレートには耐久性を判断する基準として適正体重耐荷重が表記されています。

  • 適正体重=犬の体重
  • 耐荷重は商品が耐えられる最大の荷重

耐荷重は乗せることができる体重の上限ではないため、愛犬の体重よりワンサイズ上のものを選びましょう。

クレートの種類で選ぶ

クレートには大きく分けて、プラスチック製のハードクレートと布製のソフトクレートの2種類があります。

ハードクレート

引用元:楽天市場

ハードクレートの特徴
  • プラスチック製
  • 丈夫で安全性が高い
  • 汚れてもお手入れが簡単
  • 車や電車、飛行機の移動に向いている

ハードクレートのデメリット

  • 丈夫なだけに重い
  • かさばる
  • 使わない時は収納スペースが必要

ハードクレートは安定性と衝撃に強く、耐久性にも優れているので、外から衝撃が加わっても潰れず、愛犬の体を守ってくれます。

そのため移動の際は安全性が高く、車や電車、飛行機などの長時間の移動におすすめです。

ソフトクレート

引用元:楽天市場

ソフトクレートの特徴
  • 布製
  • コンパクトで軽い
  • 撥水性に優れている
  • 通気性に優れている

ソフトクレートのデメリット

  • ハードクレートに比べ安全性が低い
  • 犬が入ったままの移動は危険
  • 飛行機には乗れない

ソフトクレートはハードクレートに比べてとても軽く、持ち運びに便利です。

折りたためば狭いスペースに収納でき、使い勝手が良いものが多いです。

自宅や旅行先などでハウスとして使ったりするのにおすすめです。

用途や目的に合わせて選ぶ

クレートはサイズ、形状、材質など様々なものがあります。

そのため、クレートを使用する用途や目的に合わせて選ぶことも大切です。

飛行機に乗せるときに使用する場合

引用元:楽天市場

飛行機に乗せるときは、IATA(国際航空運送協会)の基準をクリアした、ハードタイプのクレートを選ぶ必要があるので、注意しましょう。

車に乗せるときに使用する場合

引用元:楽天市場

車に乗せるときに使用する場合は、シートベルトで固定できるものを選ぶと、安定感があり車酔い対策にもなります。

大型犬に使用する場合

引用元:楽天市場

大型犬の移動に使用する場合はキャスター付きのものを選ぶと、移動がスムーズです。

興奮しやすい犬に使用する場合

引用元:楽天市場

興奮しやすい犬や暴れる犬に使用する場合は、天井トビラが大きく開くタイプがおすすめです。

コンパクトに収納したい場合

引用元:楽天市場

限られた時にしか使用しない場合は、コンパクトに収納できるソフトクレートがおすすめ。

また、旅行先や短時間のお出かけにも使いやすいです。

愛犬のハウス用として使う場合は、愛犬の体より少し大きめサイズがおすすめです。

クレートを使用するときの注意点

犬がクレートの中で快適に過ごせるようにするには、いくつか注意点があります。

クレートの中に長時間閉じ込める

お留守番のときや夜寝るときに犬をクレートの中に長時間閉じ込めないようにしましょう。

自由に排泄ができなかったり、水分補給ができなかったりと、犬にストレスがかかります。

クレートの中で過ごさせるのは、長くても2時間までです。

悪いことをした時に罰として閉じ込める

犬が悪いことをした時に罰として、クレートの中に閉じ込めてしまうと、入るのを嫌がるようになります。

クレートは罰を与えるための道具ではなく、犬が安心して過ごせる居場所として使用しましょう。

クレートの設置場所を選ぶ

クレートを置く場所は、犬が落ち着いて休むことができる場所を選んでください。

また、温度や湿度にも注意し、犬が快適に過ごせるように調整しましょう。通気性の良いクレートを選ぶと良いですね。

犬におすすめのクレート

犬におすすめのクレートを紹介します。

ハードクレートのおすすめ

アイリスオーヤマ エアトラベルキャリー

  • SSサイズ:幅29×奥行46×高さ28.5cm[内寸]幅22×奥行39.5×高さ24.8cm
  • 本体重量:約1.7kg
  • 耐荷重:5㎏

商品ラインナップはSSサイズ(超小型犬)~Lサイズ(大型犬)、カラーも4色から選べます。

扉が全部外せるので、室内ではペットハウスとしても使用できます。

フードや水を入れる食器も付いており、長時間の移動も安心です。

アイリスオーヤマ ドライブペットキャリー

  • Mサイズ:幅約37.5×奥行約59×高さ約37[内寸]幅約32.5×奥行約52.5×高さ約33.5
  • 本体重量:約3.2kg
  • 耐荷重:12kg未満の小型犬・猫

おでかけにも、普段使いにも便利です。
天面扉は両開きで、上からのペットの出し入れに便利です。

プラスチック製なので汚れても水洗いできて、いつでも清潔を保てます。

リッチェル キャンピングキャリーファインダブルドア

  • Sサイズ:32.5×47.5×29.5H(cm)[内寸]28×45.5×26(cm)
  • 本体重量:1.7kg
  • 体重目安:8kg以下

シートベルト固定機能付きでドライブにも安心。

キャリー用ショルダーベルトを取り付ければ、肩に掛けて移動できます。

開口部が広いので、ペットがスムーズに出入りできます。

プチリュバン プレミアムペットキャリーバッグ

  • Mサイズ:幅33.5×高さ33×奥行51(cm)[内寸]幅27.5×高さ29×奥行45(cm)
  • 本体重量:2.15kg
  • 推奨体重目安:6kg以下

つまみを回転してドアの開閉をするので安心安全

側面と天井にトビラがあるダブルドアタイプ。

天井トビラは半透明のため中の様子がすぐに確認できます。

上下が分解出来るので収納に便利です。

ソフトクレートのおすすめ

Petsfit ペットケージ

  • Mサイズ:46L x 61W x 53.5H cm
  • 本体重量:2.73kg

丈夫で軽量なワイヤーを使用し、長時間使っても変形しにくいので、やんちゃな犬にもおすすめ。

折りたたむと僅か4cmの厚さに収めるので、使用しないときは、部屋の隙間に収納でき、狭い場所にも安心して使えます。

大型犬におすすめ

ペットケンネル・ファーストクラスL120

  • サイズ:【外寸】幅82×奥121.5×高91cm【内寸】幅74×奥114×高86cm
  • 本体重量:18.4kg
  • 耐荷重:〜61kg

サイズ展開が豊富で、L120サイズは大型犬におすすめ。キャスター付きなので、移動でも楽です。

上から20㎏の荷重をかけても全くゆがまない丈夫なクレートです。

ハンドルが2つ付いているので2人で持ち運び可能。

おわりに

クレートはただ、犬を運ぶためだけの箱ではなく、犬が安心して過ごせる部屋でもあるのです。

クレートが落ち着ける大好きな場所となれば、お出かけやお留守番、災害時でもとても役に立ちます。

ぜひ愛犬にぴったりなクレートを見つけてあげてください!